3月24日放送の『世界くらべてみたら』で、1人畳2畳分しかないという世界一窮屈な村として、ケニアのミギンゴ島が紹介されるようです!
かなり危険だという噂もありますが、一体どんな島なんでしょうか?
今回は、ミギンゴ島の住民の住んでる理由や、観光・アクセス方法について調査しました。
どんな歴史があるのかも気になりますね!
同日放送の巨大スーパーについてはこちら
ダントッパのマーケット(ベナン)とは?巨大スーパーの場所や店舗は?治安についても!世界くらべてみたら - トレンド雑記ブログ
目次
ケニアのミギンゴ島とは?人口は何人いるの?
ミギンゴ島(ミギンゴ村)は、アフリカ大陸で最大の湖ビクトリア湖内にある島です。
サイズは僅か2000平方メートル(サッカー場4分の一程度)に届くぐらいの大きさで、人口密度が異常に高いです。
上記の写真を見て分かるように、島全体を覆うようにトタン屋根の家が密集しています。
またミギンゴ島があるビクトリア湖の内は、湖に接する国々から複数の国境線が引かれています。
これらのうちケニアとウガンダとの国境線の近くミギンゴ島があり、互いに領有権を主張しているようです。
状況は少し違いますが、日本も似たような状況がありますよね。
どの国でもこういった経済的な事情があるようです。
2000年から現在まで2か国間の対立は激化と緩和を繰り返しています。
ちなみに2009年時点での人口は、131人となっていますが現在は約1000人近くが住んでいると言われています。
世界くらべてみたらの見出しでは、1人畳2畳分しかない。
と書かれていて、かなり窮屈な事が想像できます。
ミギンゴ島の住民が住む理由は?
ビクトリア湖にある人口密度が極めて高い小島、ミギンゴ島 pic.twitter.com/ys4odF7rVi
— いけさん ィェィㇴ太郎 (@is_ikesan) March 18, 2020
こんな窮屈で住みずらそうなミギンゴ島ですが、人がいる理由が大きく2つあります。
1つは冒頭でも話をした政治的な問題。
『お国問題』といったやつですね。
2000年当初はミギンゴ島にはほとんど人が住んでおらず、ケニアの領地として公式に認められていました。
しかしケニア側はほとんど放置していた島だったので、ウガンダが目を付けたようです。
ウガンダ当局がミギンゴ島に役人を送り、当時島に住んでいた漁師から、海賊から身を守る代わりに税金を徴収し始めました。
更にウガンダ人の漁師たちもケニアの水域へ侵食していき、経済問題に発展。
ウガンダ人が島を占拠する形でしたが、ケニア側も治安部隊を派遣。
あわや戦争か。といった状況まで悪化していたようです。
なので、今どちらかの国の人間がミギンゴ島からいなくなったら実質的に占有権が取られる。という事で、島から人がいなくならないのだとか。
そして2つ目の理由。
単純に漁師にとっては天国のような島だからです。
ミギンゴ島に住んでいるのはほぼ漁師。
周辺水域で取れる、ナイルパーチと呼ばれる魚がみんな目当てのようです↓
ナイルパーチ
— 水族館・動物園の生き物たち🐟🦁 (@AandZ_ikimono) March 16, 2020
2015.08.08#アクアトトぎふ
大きな個体では約2mにもなるアフリカ原産の大型淡水魚。スズキ目アカメ科に分類される魚で外見がアカメに似ています。「白身魚」という名で売られているものの多くが本種です。 pic.twitter.com/9AZGKZN4BA
この2mを超える大魚は、世界各国で人気が高く高値で取引されるため、一攫千金を狙う人々がミギンゴに集まっているという事に。
住んでいる漁師も『どちらの国に属そうが、ここに住むだけだ』とコメント。
政治問題はどうでもいいみたいですね。
ミギンゴ島の場所はどこで観光や行き方(アクセス方法)は?
ミギンゴ島の観光といった情報はないようです。
というか観光するところではないか・・・(笑)
行き方としては、まずはビクトリア湖へ向かう必要があります。
その後、現地でフェリー便などを探すしかないかと。
アフリカ・エンテベ空港⇒周辺の港でフェリーに⇒ビクトリア湖⇒周辺の港からミギンゴ島へ。
といった流れでアクセスは出来そうです。
ミギンゴ島の場所とマップは下記です。
恐らく行かれる方はいないと思いますが参考までに!
ミギンゴ島は危険!?治安を調査!
『FRIDAY』にて短期集中連載「世界の危険地帯に潜入ッ!」が始まりました。第1回はケニヤのスラム島ことミギンゴ島です。実はきちんと記事化するのは初めてかも知れないです。多分。 pic.twitter.com/vCLGtHKgOw
— 丸山ゴンザレス (@marugon) June 25, 2016
ミギンゴ島は国間で争っている事もあり、当然危険で治安は悪いです!
島全体がスラム街ともいわれていたり、人による危険だけではないとの事。
ケニアは標高が高く、気候変動によって年間約5000人が死んでいるとも言われ、ミギンゴ島のような小さな離島ではかなり危険な状況に。
フェリーも小型船での移動となり、転覆の恐れも高く自然的な危険性もあります。
危険地帯ジャーナリスト、丸山ゴンザレス氏さんも自身も危険地帯トップ5に入ると語っていました。
⇒<世界の混沌を歩く ダークツーリスト (講談社文庫) [ 丸山 ゴンザレス ]/p>
様々な面で危険なので、基本的に近づかない方がよいという事ですね。
番組を見て興味を持たれる方もいるかもしれませんが、行くのは辞めておきましょう。
ミギンゴ島まとめ
今回は人口密度が異常に高い窮屈な村、ミギンゴ島について記事を書きました。
下記まとめです。
・人口約1000人
・一人2畳ほどのスペースしかない
・治安は悪く危険
インパクトのある場所ですが、個人的に行くのは辞めておいた方がよさそうです。
同日放送の巨大スーパーについてはこちら
ダントッパのマーケット(ベナン)とは?巨大スーパーの場所や店舗は?治安についても!世界くらべてみたら - トレンド雑記ブログ
以上、最後まで閲覧ありがとうございました!