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星加良司(東京大学)さんのパラリンピックへの関りとは?障害の社会モデルについて語る

 

2020年1月15日、東京国際フォーラムパラリンピックの成功とバリアフリーの推進に向けた懇談会が開かれ、星加良司さんも講演の為出席されました。

 

全盲でありながら東京大学の准教授までになった星加さん。

障害に関する論文も多数出している方なので、この懇談会にはベストな人材だったと言えます。

 

今回は星加良司さんが、パラリンピックへどう関わっていくのか、講演の様子はどうだったのかまとめました。

 

目次

 

星加良司さんがパラリンピックの成功とバリアフリーの推進に向けた懇談会に出席

 

まずパラリンピックの成功とバリアフリーの推進に向けた懇談会とはなにか?

ですが下記が概要です。

 

東京2020パラリンピック競技大会を成功させるとともに、東京2020大会に向けた気運醸成にあわせて、ユニバーサルデザイン先進都市東京に向けた取組を推進するため、東京2020パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた懇談会(パラバリ懇)を設置しました。

 

パラリンピックに向けて東京のバリアフリー活動を推進していく為のミーティング的なものですね。

 

現在はこの懇談会は3回開催されていて、3回目の懇談会に星加さんがパネリストとして出演しています。

 

星加良司さんの懇談会での講義内容について

 

星加良司さんの講義内容をまとめた物が下記PDFであります。

星加良司さんの講義内容

 

端的にまとめると以下になります。

 

「心のバリアフリー」が危ない

 

パラリンピックを見て感動した。では心のバリアフリーが出来ていない

機能障害を持つアスリートが困難を乗り越えてパラリンピックで頑張っている姿に感動しているという話だが、それはつまり『体に障害があること自体を困難と捉えている』という事になる。

 

⇒個人に焦点がいく考え方は、社会の偏りを正す考え方が生まれない

下記のような社会モデルの考え方が重要

=障害者が経験する困難は、その人の中にある機能障害によって生じているのではなく、周りの環境や制 度、ルールなどが障害のない人(多数派)の都合に合わせて作られていることによって生じているという 考え方。

 

公平・平等を保てる社会的ルールをしっかりと作り、障害のある人もない人も公平な環境で参加できるように考え続けていく。

 

こういった考え方を育てるためにパラリンピックがある。

 

といった内容になります。

詳細については下記PDFや記事をご確認下さい

全盲の東大准教授「パラリンピックに落とし穴が!」 “心のバリアフリー”が危ない!? - FNN.jpプライムオンライン

 

講義内容のPDF資料

 

 

星加良司さんの講義に関する反応

 

星加さんの講義自体は『パラリンピックの成功とバリアフリーの推進に向けた懇談会』以外にも、たくさんの場所で講義を行っているようです。

 

全般の講義に対するSNS上での反応を集めました。

 

 

 

 

 大学の授業などで学ぶ事より、価値のある内容だったという声が多数ありました。

 

定期的に講義を行っているわけでは無いようですが、恐らく依頼があれば講義可能なのではないかと思います。

 

まとめ

 

星加良司さんは今まで研究してきた障害学や社会学を生かした、講義内容や活動をやられているようです。

 

パラリンピックへの今後の関りにも注目ですね。

 

また何か新たな活動を始めた際には、星加さんについて深堀していきたいと思います。

 

以上、最後まで閲覧ありがとうございました