自衛隊唯一の海外拠点基地がある『ジブチ共和国』
今回はこのジブチ共和国の、治安や場所、使っている言語から、観光や食事事情についても調査しました。
目次
なぜ自衛隊の基地がジブチ共和国にあるのか?
自衛隊の海外拠点基地が唯一あるのがこのジブチ共和国です。
ジブチ共和国と聞いてもピンときませんよね。
それだけマイナーな国になぜ自衛隊基地があるのか?
理由は、2011年7月ごろ、ソマリア沖・アデン湾において当時頻発していた海賊被害に対応する為に作られたようです。
現在は約400名の自衛官が派遣されています。
ソマリア沖付近は年間約1,600隻の日本関係船舶が通行していて、そこで被害があると日本の流通や貿易に大きく影響してくるようです。
2011年には海賊によるロケットランチャーや機関銃などでのかなり過激な被害が増えてきて、設置することになったようです。
またこの海賊対策に主に2つの組織がジブチ共和国の自衛隊基地にあります。
・派遣海賊対処行動航空隊 (DAPE)
海賊への警戒や防衛部隊です。
戦闘機や銃などの武器を所持し、ソマリア海域周辺の治安を守っています。
P-3C哨戒機という戦闘機を2機所有しています。
・派遣海賊対処行動支援隊 (DGPE)
こちらはDAPEを支援する部隊だと思ってもらえればと。
基地内の整備や保安を中心に活動されています。
ジブチ共和国の治安は?安全なのか危険なのか?
ジブチには、フランス軍及びアメリカ軍の基地があるほか日本の自衛隊及び各国軍隊がジブチを拠点に活動しています。これらの施設等を標的にテロが発生する可能性があります。また、同様に外国人が集中するレストランやホテル、大型商店も標的となる可能性があるため、注意が必要です。
出典:www2.anzen.mofa.go.jp
国内政情はおおむね安定していますが、ソマリア、エチオピア等の隣国からの難民・移民流入が継続しており、また、昨今のイエメン情勢悪化に伴い、イエメンからの避難民も増加しています。今後、盗難等の一般犯罪が増加する可能性も否定できません。
出典:www2.anzen.mofa.go.jp
軍事的な基地が多いという事は、危険でもあり安全でもあります。
治安はおおむね安定しているという事ですが、近年テロなどの被害もあり、日本人が住むと考えた時に決して安全とは言えない環境にあります。
難民が増えているとの事で、大きな犯罪より小さな犯罪(窃盗や詐欺)などに巻き込まれる可能性は高いと言えます。
ジブチ共和国の場所はどこ?
ジブチ共和国の場所を調査しました。
下記がマップとなります。
アフリカ大陸の東側い位置し、向かいにはサウジアラビヤやイエメンといった国があります。
ジブチ共和国の使用してる言語は?
ジブチ共和国で使用している言語を調査しました。
【公用語】
・フランス語
・アラビア語
【地域(現地)語】
・ソマリ語
・アファル語
英語は公用語して使われていない為、言語の面では日本人には大きな壁がありそうです。
ジブチ共和国の観光情報や食事は?