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神谷力の生い立ちや現在・死因は?トリカブト事件の真相について本を出していた?

 

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日本を震撼させた巨悪事件トリカブト事件』

 

この事件の犯人である、神谷力。

結婚した女性を全員殺害したとの事ですが、一体どんな人生を歩んできたのか。

 

辛い過去・トラウマ

 

振り返ってみると。

トリカブト事件は、神谷力の悲しい生い立ちから生まれた事件だったように思える。

 

今回は、そんな神谷力の現在や生い立ちについてまとめました。

 

トリカブト事件についてはこちら

沖縄県の保険金2億円殺人事件(トリカブト事件)の犯人や真相は?完璧なアリバイとは? - 『流行りの話題まとめサイト』

 

目次

 

神谷力の現在や死因など、簡略wikiプロフィール

 


名前:神谷 力


生年月日:1939年


出身:仙台市


学歴:1958年仙台市立仙台高等学校卒業

 

神谷力は仙台市生まれで、学歴は高卒となります。

 

高校卒業後20歳の頃から東京都に移住。

 

社会人として働きだしたのは、1961年の22歳の頃。

音響機器製造会社に入社。

 

その後、会社は倒産し別会社へと転職となっています。

下記が、神谷力の簡略の経歴となります。

 


・1973年 空調機器製造販売会社入社。


・1977年 同会社の経理部副部長。


・1981年 食品会社(株)ヘルシー設立準備。


・1986年 自転車部品製造販売会社入社。


・1988年 同会社の経理部長。


・1990年 依願退社。


・1991年 業務上横領容疑で逮捕される。7月殺人容疑で再逮捕される。


・1994年 第一審判決無期懲役トリカブト事件の犯人として)

 

無期懲役で、刑務所にはいった、神谷力さんですが、現在は亡くなっています。

死因はガンを発症したとの事。

 

神谷力の生い立ち

 

昭和14年に宮城県仙台市で生まれた神谷力。

父親は東北大学の教授だったとの事で、教養・経済共に安定している家庭に思えました。

 

しかし神谷力さんが小学5年生の頃、トリカブト事件に発展するきっかけとなった事象が起きます。

 

母親が目の前で服毒自殺。

 

小学生の神谷力さんにとっては忘れられないトラウマ的な出来事

安定して幸せな家庭だと思っていましたが、表には出ない闇があったのでしょう。

 

神谷力さんがトリカブトやフグ毒を使って犯行に及んでいる事から、間違いなく母親のトラウマがあったと思われます。

 

その後、神谷さんはトラウマを抱えながら成長していきましたが、高校卒業後に挫折を経験。

東北大学の受験に失敗。

 

その後、就職をしますが何度も職を転々とする日々となっています。

サラリーマンや社会に馴染めなかったことが想像できます。

 


・幼少期の母のトラウマ


・大学受験失敗


・社会に馴染めず、転職を繰り返す

 

上記の事から、神谷力さんの精神的なストレスは知らぬ間に溜まっていったのでしょう。

 

神谷力のトリカブト事件に関わる異常な結婚歴

 

神谷力さんが25歳の頃

この頃から異常な行動が目立つようになります。

 

転職を繰り返しながら行き着いたのは、短期間で3回に渡る結婚。

そして結婚した相手の女性全てが亡くなっているという事実です。

 

※後のトリカブト殺人事件

 

結婚した女性は下記3名

 

①看護師の女性(恭子)

1964年に結婚。

そして1981年にこの結婚相手は心不全で亡くなっています。

 

②会社の上司の女性(なつ江)

1回目の結婚からわずか2年後の1983年に結婚。

 

神谷力さんが看護師の女性と結婚している時に、不倫関係だったようです。

そして1985年にこの女性はウィルス性心不全で亡くなっています。

 

③高級クラブで働いていた女性(利佐子)

 

二回目の結婚から1年後の1984年に結婚。

そして同年、急性心筋梗塞で女性は亡くなりました。

 

この3件の謎の死は、神谷力がすべてトリカブト・フグ毒で犯行に及んだとされています。

しかし立件できたのは、高級クラブで働いていた女性(利佐子)の死だけ。

 

状況的に犯人は神谷さんで間違いないですが、最後まで無実を訴えていたとの事です。

 

自身の母から始まり、大切な女性が全て毒で亡くなっている。

神谷力さんの幼少期のトラウマを沸騰させる事件となりました。

 

神谷力が独房でトリカブト事件の真相について語る

 

神谷力さんは人生の最後の瞬間まで、自身の無実を訴え続けました。

 

警察・記者に疑われている時でも、神谷力は「どうして判ってくれないんですか」と興奮して涙を流してみせる場面もあったそうです。

 

毒物で犯行に及んでいると指摘された時も「そんなに都合よく人を殺せる薬があったら教えて欲しい」と供述

 

捕まる前・刑務所に入った後も一貫して犯行を否定し続けています。

 

そして神谷さんが独房で書いた自身の無実を訴える本を執筆。

 

仕組まれた無期懲役―トリカブト殺人事件の真実

 

マスコミに煽られ、検察にでっち上げられた殺人事件。妻達はトリカブトやフグの毒では死んでいない。私には、完璧なアリバイがある-。トリカブト殺人事件で無期懲役を言い渡された著者が自ら綴る。

引用元:アマゾン書籍

 

とんでもなく気になる書籍ですね。

当時の神谷力さんの心情なども深く書かれているようです。

 

裁判により、実刑判決を受けている為、間違いなく神谷さんが犯人。

それでもなお本人の主張は無実。

 

死人に口なしと言いますが、神谷力さん本人から本当の真実を語って欲しかったと思う事件でした。

 

トリカブト事件についての詳細はこちら

沖縄県の保険金2億円殺人事件(トリカブト事件)の犯人や真相は?完璧なアリバイとは? - 『流行りの話題まとめサイト』

 

神谷力の生い立ちや現在まとめ

 

今回はトリカブト事件の犯人、神谷力さんについてまとめました。

 

小学5年生の母の服毒自殺からきたトラウマが引き起こした悲しい事件。

 

事件の犯人の生い立ちが分かると事件の見え方も変わってきますね。

当然、許される出来事ではないですが、闇を抱えた人間は思ったより多くいるのではないかと考えさせられる事件でした。